コラム

ハイフのデメリットとは?おさえておくべき危険性と自分でできる対策

ハイフは美容効果が高く、超音波による熱で肌を引き締める効果があります。ただし、デメリットや危険性があると知り、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。 そこで、ハイフの施術を検討している方のため、どのようなデメリット、危険性があるのかについて解説します。この記事を読むことによって考えられる身体への危険性や、その危険性を回避する方法などがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

ハイフの効果

そもそもハイフ(HIFU)とは何かというと、リフトアップに効果的とされる施術です。高密度の超音波を皮膚の内側に向けて照射することにより、肌を奥から引き締め、若々しい肌が目指せます。
特に、加齢の影響で目元のしわなどが目立つ状態になってしまった方や、フェイスラインのたるみ改善を求めている方から選択されている施術です。また、お腹・二の腕などのたるみを改善する効果もあります。


ハイフのデメリット

ハイフの施術を受けると若々しくなれるといったメリットにばかり注目してしまいがちですが、デメリットもあります。代表的なデメリットについて解説します。

痛みを感じることがある

ハイフの施術で感じる痛みの強さは人それぞれです。ですが、かなり痛いと感じる方もいます。特に痛み全般に弱い方は、痛みを強く感じてしまうこともあるでしょう。
また、施術を行う医師がどの程度痛みに配慮してくれているのかなどによっても感じる痛みは変わってきます。

一方、全く痛くなかったという方もいるので、個人差が大きいといえるでしょう。痛みを感じることがあるといっても、一般的には我慢できないほどの痛みではありません。

 

▶参考記事:ハイフはやめたほうがいい?その理由と失敗を避けるためのポイント

施術後に一時乾燥しやすくなる

ハイフは熱の力で肌を引き締める方法であることから、熱によって肌が乾燥しやすくなります。これは一時的なものではありますが、乾燥した肌はバリア能力が低下しており刺激を受けやすい状態になっているので注意しましょう。
普段よりも肌トラブルなどが発生しやすくなる恐れもあります。

どの程度で乾燥が治まるかは個人差が大きいです。1つの目安として、施術から1週間程度はいつも以上に保湿に力を入れ、肌に潤いを与えてあげましょう。
また、肌が乾燥している間は紫外線などの刺激も受けやすくなります。日焼け対策にも力を入れてみてください。
紫外線が強い時季は外出する時間帯を調整したり、日傘、帽子などを活用したりするのもおすすめです。

部位によっては効果を感じにくい

ハイフは効果が大きい施術として知られていますが、必ずしも期待以上の変化が実感できるとは言えません。
例えば、皮下脂肪が少ない部位に施術を行ったとしても、大きな変化が見られないケースが多いです。皮下脂肪が少ないものの、たるみが発生しやすい部位として、額や首などが挙げられます。いずれも年齢が出やすい部位ではありますが、ハイフではなく、ボトックスなどの治療法が適していることが多いです。

一方で、皮下脂肪が多いフェイスラインや顎下などは変化を実感しやすいといえます。 施術を受ける前にどの程度の変化が期待できそうか、その部位はハイフに適しているのかなど医師に確認してみると良いでしょう。
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ハイフの体に対する危険性

ハイフのデメリットについて紹介しましたが、体に対する危険性としてはどういったものがあるのでしょうか。特に注意したいのが、火傷・水ぶくれ、神経損傷・しびれ、赤みや腫れといったトラブルです。詳しく解説します。

火傷・水ぶくれ

熱の力を活用して肌を引き締める治療法であるため、場合によっては火傷につながってしまう恐れがあります。そもそも、ハイフは火傷をさせることなく熱で肌を引き締める施術です。そのため、ハイフの施術によって火傷をすることはほぼありません。

ですが、肌が過剰に反応してしまった場合や、骨に近い部位の施術をした場合などに火傷のリスクが高まります。また、適切な出力で施術しなかった場合も火傷のリスクが高いです。

できるだけ肌への影響を抑えるためには、施術者が一人ひとりの肌状態をよく確認し、肌に合わせてマシンの出力を調整しなければなりません。担当する医師の知識不足や技術不足といったものが原因で本来よりも高い出力に合わせてしまった場合、火傷をしてしまう可能性が出てきます。

また、火傷をした部分に水ぶくれが発生してしまうケースもあります。水ぶくれは、皮膚が火傷によって傷つき、水分やタンパク質といったものがにじみ出ることによって発生するものです。もし、ハイフの施術後に水ぶくれが発生している場合は、治療中に火傷を負ったことになります。

施術を受けている最中に非常に強い痛みを感じるような場合は、火傷している可能性が高いです。痛みが強いと感じる場合は、その場で伝えましょう。
無理をしてしまうと火傷や水ぶくれが悪化してしまう恐れもあります。軽い火傷程度であれば数日~数週間程度で治りますが、重いものになると残ってしまう可能性も高いです。

神経損傷・しびれ

まれなケースではあるものの、適切ではない施術を行った場合に神経がダメージを受け、神経損傷やしびれといったトラブルが発生することがあります。

特に注意したい部位は、顔です。皮膚の薄い場所を施術した際、痛みを強く感じ、神経を損傷してしまうことがあります。顔の中でも、おでこや頬、下顎は三叉神経と呼ばれる感覚や痛覚などと関わりのある神経が伸びている場所です。
きちんとした知識を持っている医師が担当すれば危険な箇所は出力を弱めたり避けたりしますが、知識不足の方が担当するとリスクが高まってしまいます。

神経が損傷してしまった場合に現れる症状は、いくつかあります。
まず、顔の歪みです。左右で表情が違う、こわばりが発生するといった症状が挙げられます。 また、表情筋が動かしにくいと感じる方もいるようです。これらは顔面神経麻痺と呼ばれるものであり、場合によっては改善まで1年ほどかかってしまうケースもあります。

顔面神経麻痺のほかに、感覚神経障害と呼ばれるものもあります。感覚神経障害とは、感覚が鈍ったり、しびれたりする症状です。

一時的に症状が現れることが多く、ほとんどの場合は数ヶ月程度で落ち着きます。ただ、自己判断はできないため、心配な症状が出た場合はすぐに医療機関で相談しましょう。

赤みや腫れ

火傷というほどではないものの、軽い赤みや腫れが発生することもあります。これは、熱の力で肌を引き締めるハイフの特性上、多少は仕方がないといえるでしょう。
特に、肌が敏感な方などは赤くなりやすいです。中にはむくみを感じたり、内出血が発生したりする方もいます。

ほとんどのケースでは時間の経過とともに良くなりますが、どの程度で改善するかは個人差が大きいです。悪化していると感じる場合や、心配な場合は医療機関で相談してみてください。


ハイフのデメリットや危険性を回避する方法

ご紹介したように、ハイフにはさまざまなデメリットや危険性があります。そのため、ハイフの施術を受けようと考えているのであれば、デメリットや危険性を回避するための対策をおさえたうえで検討することが重要です。
以下の3つに注目してみてください。

方法①信頼できる医療機関で施術を受ける

何より重要といえるのが、信頼できる医療機関を選択して施術を受けることです。
近年はセルフエステや、エステサロンでハイフの施術が行えるところも増えてきました。ですが、美容クリニックなどの医療機関以外で施術を受けるのはおすすめできません。

消費者庁の事故情報データバンクが、ハイフ施術による事故の情報を公開しているので、ご紹介しましょう。
2015年11月~2022年12月の間に、ハイフ施術による事故情報が135件寄せられました。このうち、美容クリニックで施術を受けたのが31件であるのに対し、エステサロンは96件も報告されています。セルフエステについては8件ではありますが、これはセルフエステでハイフに対応しているところが少ないからなので、セルフエステであれば安心ととらえてはいけません。

さらに注目したいのが、傷病の程度が1ヶ月以上の事故件数です。美容クリニックは31件中3件なのに対し、エステサロンは96件中17件、セルフエステでは8件中4件でした。
エステサロンで事故件数が多い背景として、施術内容や注意事項といったものをきちんと利用者に説明していない、利用者がリスクを認識せずに施術を受けていることなどが報告されています。

「エステサロンでは医療機関で使われているマシンよりも出力が弱いマシンを使用しているから安心」といった話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

ですが、同調査ではエステサロンやセルフエステ、美容クリニックで使用されているハイフ機器の照射実験を行ったところ、照射した箇所の温度を上げる能力に明確な差がなかったと報告されています。

安全のことを考えると、医療機関を選択したほうが良いでしょう。医療機関であれば神経や火傷などについて知識を持った医師がいます。万が一、肌トラブルなどが発生したとしても、その場で即座に治療に取り組むことが可能です。

ですが、エステサロンの場合、肌トラブルなどが起こった場合でも専門的な治療はできません。提携しているクリニックなどを紹介してもらえることはありますが、対応が遅れてしまうこともあるでしょう。

ただ、クリニックでも事故は報告されているので、医療機関を選んでおけば間違いなく安心・安全とはいえません。重要なのは、ハイフのリスクや危険性を十分に理解し、経験が豊富な医師が担当してくれる医療機関を選択することです。 口コミ情報を確認したり、直接カウンセリングを受けたりしてトラブル防止のためにどのような取り組みを行っているのか確認しましょう。

参考:(PDF)消費者安全調査委員会:消費者安全法第 23 条第1項の規定に基づく事故等原因調査報告書【概要】 −エステサロン等での HIFU(ハイフ)による事故−[PDF]

方法②丁寧にアフターケアを行う

施術を行っているクリニックでもアフターケアをしてくれますが、自身でもしっかりと取り組みましょう。

重要なのは、保湿と紫外線対策です。肌が熱の影響で乾燥しやすいので、化粧水や乳液のほか、クリームなども使い、十分な保湿を行ってください。
また、紫外線の影響も受けやすいので、施術を受けた部分はできるだけ紫外線に当たらないようにし、日焼け止めクリームも塗りましょう。
できるだけ肌への刺激を抑えるのもポイントです。例えば、洗顔後にタオルでごしごし顔を拭くようなことがないように注意してみてください。

方法③定期的に施術を行う

ハイフは、一度施術を受ければその効果が一生続くものではありません。一般的には、3~6ヶ月程度をピークとして徐々に効果が薄れてきます。
「1回あたりの効果を高めるために、出力を上げてもらおう」と考えるのはおすすめできません。その分肌へのダメージが大きくなってしまいます。
出力を上げるのではなく、定期的に正しい照射レベルで施術を受けると良いでしょう。

ハイフのデメリットや危険性に関するQ&A

ハイフのデメリットや危険性について紹介しました。他にもよくある疑問、噂に応えます。

Q:ハイフは効果がない?

ハイフの効果については、一度の施術で大きな変化があったという方もいれば、あまり変化が感じられなかったという方もいます。これは、医療行為に対する効果には個人差があることが理由です。
また、火傷や神経損傷などのリスクが高い部位については、出力を上げられません。そのため、リスクが低く、出力を高められる部位と比較すると効果の出方が緩やかになることもあります。

それから、ハイフの施術を受けてから変化するまでには、時間がかかることをおさえておきましょう。一般的には施術してすぐではなく、術後1ヶ月以内に徐々に変化していきます。施術から3ヶ月ほどは高い美容効果が期待できるので、時間をかけて肌が引き締まっていく形です。
治療翌日に鏡を見て「全く変わっていない」と感じたとしても、慌てないようにしましょう。

Q:ハイフは将来老け顔になるの?

ハイフの施術を受けると将来的に老け顔になってしまうと言われることがありますが、老化を進行させる施術ではありません。ただ、必要以上に何度も高頻度で繰り返した場合、ハイフの脂肪を分解する働きによって顔がこけて見えてしまう可能性はあります。
特にもともと顔の脂肪が少ない方が施術を受けると、その可能性が高くなってしまうといえるでしょう。自分にはハイフの施術が適しているのか、その他の方法を選択したほうが良いのかなどについては、カウンセリングの際に確認してみてください。

Q:ハイフを受けると将来癌になる?

ハイフを行うと癌になると言われることがありますが、そういった事例は確認されていません。そもそもなぜこのようなことがいわれているのかというと、ハイフと似たような働きをするウルセラと呼ばれる治療を受けた方が舌癌になったとの噂が広まったためと思われます。
ハイフの治療を受けることによって癌のリスクが高まるといった科学的な根拠もありません。

Q:20代でハイフを受けるのは止めたほうがいい?

20代でハイフを受けることも可能ではありますが、想像しているほど変化が実感できないケースが多いです。一般的にハイフといえば、加齢の影響によるたるみなどが気になる方が受ける施術といえます。つまり、期待できる効果としては、たるみの改善です。

20代で肌のたるみを実感している方であれば別ですが、そうでない方は肌の悩みに合わせて適した美容施術を検討したほうが良いでしょう。
もちろん、20代でハイフを行ってはいけないということはありません。例えば、しわやたるみが目立つ、ほうれい線が気になるようになってきたといったことがあれば、ハイフで変化が期待できます。

また、それほどたるみがひどくない段階で一度ハイフの施術を受けておくと、たるみの予防効果が期待できます。若いうちから定期的にハイフの施術を受けるようにすれば、40代、50代と歳を重ねた時にたるみにくくなるでしょう。
そのため、将来に備えるために20代のうちからハイフの治療を受けている、検討しているといった方もいます。


ハイフのデメリットを知って適切に施術を受けよう

いかがだったでしょうか。ハイフの施術を受ける前におさえておきたいデメリットや危険性について紹介しました。ノーリスクの施術ではないので、どういった危険性があるのかを理解したうえで信頼できる医療機関での施術を検討してみてください。

今回、ハイフについて少し不安を感じたため、リスクの少ない方法で美容に取り組みたいと感じた方もいるのではないでしょうか。
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