エステサロンで効果的な集客方法7選！新規・リピーター獲得のコツ

エステサロンを開業してから、お客様に来店してもらうためにはどんなことをすればいいのでしょうか。 また、ある程度新規のお客様を集客できるようになったら、リピートしてもらう工夫が必要です。

そこで、この記事ではエステサロンでの新規のお客様の集客方法や、リピートにつなげる方法などを紹介します。

これからエステサロンを開業する予定のある方や、集客がなかなか上手くいかないという方はぜひ参考にしてみてください。

エステサロンにおける集客が失敗する原因

エステサロンで集客に失敗してしまう原因として、誤った方法で集客している、価格設定に問題がある、リピーターに注力していないといった問題が挙げられます。それぞれについて解説します。

原因①誤った集客方法

一口に集客といっても、さまざまな方法が挙げられます。その方法を間違えている場合、いつまで経っても効果的な集客にはつながりません。
例えば、サロンに合わせた広告を出せていない、ターゲットに合わせた集客ができていないなどの理由です。
集客活動を行っているものの効果が出てこない場合、サロンに適さない集客方法を実践している可能性を疑ってみましょう。

原因②誤った価格設定

価格設定は、高すぎても安すぎても良くありません。特に近くにライバル店がある場合「価格を安くしてお客さんに選んでもらおう」と考えることもあるでしょう。確かにお客さんの獲得にはつながりますが、相場よりも料金設定を安くしてしまうと利益が少なくなってしまうため、早々に経営が行き詰まってしまうことも多いです。
また、1度安く設定してしまうとそこから上げにくくなってしまう点にも注意が必要です。

原因③リピーターに注力しない

売上を伸ばしたり安定させたりするためには、新規のお客様を獲得することが重要です。だからといって、リピーターへの対応をおろそかにしてしまうと、お店から離れてしまう可能性があります。
リピーターが減るとそれだけ売り上げが安定しなくなります。 新規顧客の獲得とリピーターへの対応はどちらも力を入れなければなりません。

エステサロンにおける新規のお客様にアプローチできる集客方法

エステサロンで新規のお客様に効果的にアプローチするためには、どうすれば良いのでしょうか。おすすめの集客方法について7つ解説します。

集客方法①ホームページを作成してブログを更新する

インターネットを通して情報を収集している方が多いので、サロンのホームページを作り、情報を発信しましょう。公式ホームページ自体を頻繁に更新するよりも、ブログを作成してこまめに更新する方法が手軽です。
ホームページは「サロンの顔」でもあるので、お客様にサロンの雰囲気を伝えられるようなデザインにすることを意識してホームページを作成しましょう。

どのようなサロンかわからないと足を運びにくいので、サロン内の写真や、スタッフの写真などを掲載するのも効果的です。

ホームページのデザイン性が低いとそれだけで魅力に欠けてしまうので、ホームページ制作に関する知識を持ったスタッフがいない場合は、ホームページ作成会社に依頼したほうが良いでしょう。

集客方法②Googleマイビジネスを開設する

GoogleやGoogle Mapで検索したときに店舗の情報が表示されるようにするためには、無料ツールであるGoogleマイビジネスを開設する必要があります。Googleマイビジネスでは、サロンに関する情報や写真の登録、情報の発信、ユーザー分析、口コミの管理などが行えます。
検索エンジンの最上部に情報が表示されるようにするためには、基本情報の入力やオーナー確認、写真の追加、口コミへの返信などが効果的です。場合によっては悪い口コミを書かれてしまうこともありますが、真摯に対応をすることでそれを見た方からの印象が良くなります。

集客方法③SNSで発信する

SNSは多くの方が利用している情報収集ツールです。TwitterやInstagramなどを活用し、情報を発信しましょう。
ホームページはお店の名前などを検索してアクセスしてくれた人にしかアプローチできませんが、SNSであればたくさんの方に情報を届けることが可能です。
特に若い世代はSNSで情報収集をしているので、若い方をターゲットにしている場合は必須です。

集客方法④ポータルサイトに掲載する

ホットペッパービューティーなどのポータルサイトに情報を掲載しましょう。新規のお客様を増やすのにも効果的な方法です。
ただ、他にもライバル店がたくさん掲載されているので、その中から選んでもらえるような工夫も必要になります。お店の雰囲気や魅力をわかりやすく伝えましょう。複数のポータルサイトを活用するのがおすすめです。

集客方法⑤チラシを配布する

昔ながらの集客方法ともいえるチラシの配布もおすすめです。地域を限定した集客にも適しています。
ただ、どちらかというと主婦層や高齢者をターゲットとした場合に効果的な方法であり、若い世代の新規顧客獲得には向きません。他の方法も併用すると良いでしょう。

集客方法⑥Web広告を始める

インターネットを活用して情報収集をしている方をターゲットにする場合、Web広告がおすすめです。細かなターゲティングができるため、情報を届けたい方にピンポイントで発信できます。
クリックされなければ費用が発生しないタイプのWeb広告が多いです。

集客方法⑦看板を出す

看板を出すことにより、サロンの近くを通りかかった方に対しアピールできます。また、サロンの場所がわかりやすくなるので、初めて足を運んでくれるお客様に対しても親切です。
看板には営業時間や施術内容、料金など、必要な情報をシンプルにわかりやすく書きましょう。

ここでは集客の方法について解説しましたが、実際のエステサロンの開業の流れについて知りたい方は以下の参考記事をチェックしてみてください。
▶参考記事：エステの独立までの流れとは？開業にまでに準備しておきたいこと

エステサロンのリピーターになってもらう4つの方法

新規顧客獲得のための対策をとったら、今度はリピーターになってもらうための工夫が必要です。常に新規のお客様を集めるのには限界がありますが、リピーターになってもらうことで定期的に来店してもらえます。
おすすめの方法について4つ解説します。

方法①はがきでお礼状を出す

手軽に一括で送信できるメールなどと違い、はがきを送るのには手間がかかります。だからこそファンの獲得につながりやすい方法です。
簡単なものでも良いので、手書きのメッセージを添えるとなお良いでしょう。

方法②ダイレクトメールでキャンペーンを告知する

特定の施術プランを受けると期間限定で割引が適用されるなどのキャンペーン告知をダイレクトメールで行う方法があります。普段よりもお客様にお得感を持ってもらうことができることから、リピートにつなげられる可能性が高いです。

また、ダイレクトメールはどの程度効果があったのか検証しやすいといえます。例えば、ダイレクトメールのハガキを持参することで割引が受けられたり、プレゼントと交換できたりするようにすれば、どの程度反応してもらえたのか分析可能です。
近年はLINEの公式アカウントを取得し、友だち登録してくれている人に対しダイレクトメールを送る方法も人気があります。

方法③次回使えるクーポンを渡す

何かサロンに足を運びたくなる理由があると集客につながりやすいので、次回使えるクーポンを用意しておくのも良いでしょう。お得感を演出できれば、リピーターになってもらえる可能性があります。
来店してくれた際に渡す方法のほか、郵送する方法も効果的です。例えば、誕生日月を迎えたお客様に対し、誕生日祝いとしてクーポンを配布するのも良いでしょう。
いつでも使えるタイプのものではなく、1ヶ月や2ヶ月など、お客様が次に施術を受けたいと考えそうなタイミングに有効期限を設定しておくのもポイントです。

方法④友達紹介のキャンペーンを行う

お友達紹介キャンペーンは、リファラルマーケティングの一つです。リファラルマーケティングとは、商品やサービスを利用したユーザーが自分の親しい人など、第三者にそれを紹介するマーケティング方式のことをいいます。

「信頼できる友達からの紹介であれば、ぜひ行ってみたい」と考える方も多いでしょう。紹介してくれたお客様に対してはサロン側からクーポン券などを送るようにすると、興味を持っていそうな知り合いを積極的に紹介してくれるはずです。

リファラルマーケティングについては以下でも紹介しています。
▶参考記事：エステサロンの集客に効果的なリファラルマーケティングとは？

エステサロンの集客で心がける2つのポイント

エステサロンの集客を効果的に行うためには、ターゲットを絞り込むこと、競合と差別化を図ることの2点が欠かせません。それぞれ解説します。

ポイント①ターゲットを絞り込む

実際に集客を始める前に行いたいのが、ターゲットの絞り込みです。幅広い方に来店して欲しいと考えると広く浅い集客になってしまい、なかなか効果が得られません。
ターゲットを絞り込んでおくことにより、そのターゲットにはどのような宣伝やキャンペーンが響きやすいのか想像しやすくなります。

より効果的にアプローチを行うためにも、ターゲットを絞り込むことは非常に重要です。ターゲットによって集客方法を変えることによって効果が高まります。

ポイント②競合と差別化を図る

競合と差別化を図り、自分のサロンにしかない魅力を広くアピールしましょう。特別なメニューやサービスがあれば、それを強みにできます。
まずは競合調査を行い、どういったメニューを展開しているのか、価格帯やスタッフの質はどうかなどについて調べてみてください。利用者からの口コミも情報収集に役立ちます。
▶参考記事：集客効果を得るために売れるサロン名を考えるポイント

エステサロンの開業に必要な資金と具体的な内訳

これからエステサロンを開業したいと考えているのであれば、何に対しどれくらいの資金が必要になるのか具体的に理解しておくことが重要です。店舗用物件に関する資金のほか、エステ機器、その他の備品、広告宣伝費などを用意しなければなりません。

一般的に、エステサロンを開業するのには100～500万円ほどの費用が必要とされています。費用の詳細については以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。費用に関することのほか、資格についても解説しています。

エステサロンの集客方法としてはインターネットを活用することが有効

いかがでしたでしょうか。 エステサロンを開業したら、はじめに新規のお客様を集め、徐々にリピーターになってもらうという工夫が必要です。

新規のお客様の集客方法は、ブログの更新やSNSでの情報発信、そしてポータルサイトへの掲載などインターネットを使うものが主流です。

そして、新規のお客様をある程度集客できるようになったら、お店のファンになってもらうために来店のお礼状を送ることや、ダイレクトメールでキャンペーンを打ち出すなどの工夫が必要となっていきます。

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