エステサロン経営ノウハウ
エステサロンにはどんな種類がある?開業時に押さえておくべきポイントを解説!
エステサロンの開業を支援している方に向けて、10種類のエステサロンの特徴について解説します。 「エステサロン」とは痩身や美肌用の施術を提供する場所とのイメージが強いのではないでしょうか?しかしその他にもたくさんの種類があります。
そこで今回の記事では、エステサロンで代表的な10種類のサロン形式と、開業のために必要な3つのポイントを解説します。
記事を読んでいただければ、ご自身にとって最適なエステサロンの形態とは何か、開業のために何を準備するべきかがご理解いただけるはずです。
エステサロンの種類
「エステサロン」と言ってもさまざまな種類があります。エステサロンにはどのような種類があるのか、代表的な10のサロン形式について見ていきましょう。
1:痩身エステサロン
エステサロンの種類において代表格とも言えるのが「痩身エステサロン」です。全身に施術をするタイプのサロンで、主に痩せるための施術を提供しています。
中には痩身メニューとともに、脱毛メニューも揃えているサロンもあります。そのため言わば「全身をくまなく美しくするためのサロン」と言えるでしょう。
施術が全身にいたることからメニューを多様化させやすく、ニーズに沿ったメニューを開発しやすいのが特徴です。
多くの女性がニーズを抱くジャンルであることも強みとなるでしょう。
エステサロンの代表であるため店舗数は多いものの、メニューが開発しやすく、集客しやすいのが痩身エステサロンです。
2:脱毛エステサロン
「脱毛エステサロン」とは、脱毛の施術のみを提供するタイプです。脱毛エステサロンは光脱毛器を使用して施術を行うタイプのサロンと、ブラジリアンワックスを使用するサロンの2種類に分かれます。
通常のエステサロンでは手技によるマッサージや肌を美しくするための施術を提供します。
しかし脱毛エステサロンではいずれもマッサージや美肌用の施術は行わず、脱毛に特化しているのが最大の特徴です。
クリニックでは医師がレーザーによる脱毛を行いますが、サロンでは資格などを取得しなくても光脱毛が行なえます。無資格でも施術は行なえますが、日本脱毛安全普及協会が認定している民間資格である「脱毛士検定」もあります。
資格を取得すると利用者からの信頼が得られるでしょう。
3:フェイシャルエステサロン
「フェイシャルエステサロン」は、痩身・脱毛と並び一般的なエステサロンです。手技によるオールハンドの施術を行うサロンと、美容機器を用いるサロンの2種類にわけられます。
フェイシャルエステサロンの最大の特徴は、全身ではなくデコルテから頭部にかけてのケアをすることでしょう。名前のとおり「顔まわり」の施術に特化しています。
肌を美しくするための施術はもちろんのこと、シミ・シワ・たるみ・毛穴開きなどの女性の悩みを解消するための施術を提供するサロンです。それぞれの肌悩みにあわせて施術を提供できるため、メニューの開発はしやすいといえます。
またオプションをつけることで客単価をアップさせることもしやすく、経営面では有利なタイプのサロンでしょう。
4:リラクゼーションサロン
痩身・脱毛・フェイシャルサロンと一線を画すのが「リラクゼーションサロン」です。
リラクゼーションサロンはその名の通り、リラクゼーションを目的とした施術を提供します。
痩身や脱毛、フェイシャルエステサロンでは、個人のコンプレックスを解消することが目的です。しかしリラクゼーションサロンではストレスを解消したり、疲れを癒やしたり、リラックスしたりすることが主な目的となります。
そのため、他のエステサロンに比べて、雰囲気づくりや接客力が重要視されるのも事実です。
アロマトリートメントやリフレクソロジー、雰囲気のある照明などを用いて、利用者を癒やすのがリラクゼーションサロンの特徴で、利用者のニーズにあわせた癒やしを提供するタイプのサロンです。
5:ブライダルエステサロン
「ブライダルエステサロン」とは、女性にとって特別な日となる結婚式に向けてのサポートを提供する種類のサロンです。フェイシャルから全身まで、女性を美しく見せるための施術をトータルで提供していることが特徴となります。
サロンによってはネイルケアもメニューに含んでいることがあり、幅広い施術に対応するための能力が必要となるでしょう。
ブライダルエステサロンでは「結婚式」との目的があり、式の数週間前に予約が入ることもあります。
そのため即効性が求められ、式までに結果を出さなければならないとの責任感も感じるはずです。
責任重大なブライダルエステサロンですが、ただブライダルメニューを提供するだけではリピーター獲得は難しくなります。そのため痩身やフェイシャルなど、他のメニューも設置することで結婚式後のリピートも期待できるでしょう。
6:訪問エステサロン
「訪問エステサロン」は外出が難しい女性のために、自宅に訪問して施術を行う種類のエステサロンです。
たとえば小さな子どもの育児をしている方、妊娠をしている方、介護中の方などがターゲットとなります。
訪問エステサロンでは利用者の自宅に出向いて施術をするのが基本です。そのため臨機応変な対応が求められます。
しかし反面、店舗を構えなくても営業ができて、ランニングコストを抑えられることが強みと言えるでしょう。
施術の基本はオールハンドですが、美容機器を用いて施術を行う人もいます。ただオールハンドでない場合は機材を持って移動しなければならないため、車の免許は取得されておくことをおすすめします。
7:メンズエステサロン
女性ではなく男性をターゲットにする種類のエステサロンが「メンズエステサロン」です。
「男性専用」であること以外は一般的なエステサロンと大きく違いはありません。
施術内容は痩身・フェイシャル・脱毛・リラクゼーションなどを提供します。
そのため施術の内容別に分類された他のエステサロンよりもメニュー数を豊富に揃えられるでしょう。
反面、エステティシャンにはさまざまな施術に対応できるだけの能力が求められます。
8:デトックスエステサロン
「デトックスエステサロン」はデトックスの施術をメインに提供し、代謝を改善することを目的とするサロンです。多く採用されている技術は「リンパマッサージ」や「リンパドレナージュ」です。
手技や道具を用いたリンパマッサージで体内毒素を排出し、体の内側からの美を提供します。リンパの流れを改善させることで冷え・むくみ・肌荒れなど、女性に多い悩みの解消をサポートできるでしょう。
ただ悩みの解消に加えて、体質改善の効果も伴うのが他のエステサロンとは違う部分です。
ただしデトックスと痩身、デトックスとフェイシャルなど、他の種類の施術と組み合わせている
エステサロンも多く見受けられます。
9:セルフエステサロン
「セルフエステサロン」とは、自分自身でエステの施術を行う種類のエステサロンです。
エステティシャンが使用している業務用痩身機や美顔器、脱毛機などを、サロンにて利用者自身が操作して施術を行います。
セルフエステは他の種類のサロンと違い、サブスクリプション形式を採用することが特徴です。利用者は月額料金を支払い、スタッフから機器の取り扱い方の説明を受け、施術方法を説明する動画などを見ながら自身で施術します。
スタッフやエステティシャンを多く雇う必要がなく、機器さえ揃えておけば営業が始められるタイプのエステサロンです。そのためランニングコストがかからないメリットがあります。
しかし施術能力やエステティシャンの魅力によるリピーターの獲得が難しくなるのも事実です。また利用者の操作次第で「効果がない」と判断されてしまうこともあるでしょう。
株式会社NBS
MetaLT
165,000円(税込)
ショッピングローン利用で月々6,800円から購入可能
MetaLTは業界初のサーマルフラクショナルを搭載した、プロ仕様の家庭用全身美容器です。
業務用機器と同様の出力にもかかわらず、エステサロンに通うよりもコスパよく、頭皮から足裏まで全身をお手入れできます。
また、ショッピングローンをご利用いただければ、毎月6,800円の24回払い・手数料無料でご購入が可能です!
『MetaLT』は“美肌+小顔+エイジングケア”のすべてにアプローチできます!
10:スパエステサロン
ホテルやリゾート地に設置される種類のエステサロンが「スパエステサロン」です。
利用者はホテルへの宿泊客がメインで、ホテルに併設された広く豪華な施設の中で施術を行います。
中にはジャグジーやサウナなどの施設があるところもあるでしょう。施術内容はリラクゼーション系がメインとなり、オールハンドでの施術が主流です。
高級ホテル・リゾートに併設されることが多いため、施術料金は高めに設定されており、男性や外国人の利用もあり、当日予約が多いなど、臨機応変さが求められるタイプのエステサロンです。
エステサロンの開業時のポイント
エステサロンには大きく分けて10種類があります。しかしいずれにしても、成功するためには開業時のポイントを押さえておくことが重要です。
それではエステサロンの開業ではどのようなことが大切になるのか、3つのポイントについて見ていきましょう。
1
場所を選定する
エステサロンで成功するためには、まず適した場所を選定することが大切です。
営業にふさわしい立地の条件は地域により変わりますが、都心部であれば駅から徒歩数分とアクセスの良いところが該当します。地方で車を所有している人が多い地域であれば、駐車場が広めの郊外の物件も候補となるでしょう。
エステサロンは施術の質だけでなく、「行ってみたい」と思えるような外観であることも大切です。もし居抜きで開業する場合は、建物の雰囲気にも着目してください。
2
必要な機器を揃える
エステサロンを開業するための場所や建物が決まったら、必要な機器を揃えます。
開業にはさまざまな機器や道具、機材などが必要となりますが、次のようなものは最低限準備しておきたいものです。
- 施術用ベッド
- 施術用ローブ
- タオル
- リラクゼーションオイル
- インテリアグッズ
- スチーム
- スキンケアアイテム
- 家具
- 冷蔵庫
- パソコン
- ホットタオルキャビネット
その他、無水エタノールや白衣、カルテなどの衛生用品も必要です。
オールハンドの施術を提供するなら上記のような準備で問題ないでしょう。
ただ美容機器を用いた施術を行うなら、必要となる美容機器をそれぞれ揃えてください。
3
必要となる資金を事前に計算して用意する
エステサロンの開業に欠かせないのが資金です。建物の取得に必要な敷金・礼金に加え、美容機器や備品を購入するための費用、開業前の広告費、人材募集費など、必要となるコストを計算します。
特に美容機器を用いた施術をメインにするなら多くの資金が必要となるでしょう。
あらかじめしっかりと計算をして、不足がないように準備することが大切です。
痩身以外のエステサロンの特徴も押さえておきましょう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、エステサロンとは大きくわけて10種類あることがご理解いただけたと思います。
エステサロンの代表といえば痩身サロンですが、その他にも多くの種類があります。
ご自身の技術や希望にそって、10種類の形式の中からコンセプトを決めればターゲットを絞りやすくなるはずです。
エステサロンを開業したいと考えているなら、痩身以外のエステサロンの特徴も押さえておきましょう。
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業務用痩身機器のランキングTop5を紹介
サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!
1位
シークレットメス
ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン
シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。
2位
フォースカッター
施術経験の少ないスタッフでも施術が可能
フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。
3位
セルライトゼロ
シンプルで操作しやすい画面設計
セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。