おすすめ製品一覧

脂肪溶解マシンの種類とそれぞれの特徴・導入の際のポイントを紹介

ダイエットやマッサージだけではなかなか落ちない頑固な脂肪は、太くなるほど細見せが難しくなってしまいます。全身がやせていても一部だけが太く、部分やせが必要と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、脂肪に働きかける「脂肪溶解マシン」について取り上げ、それぞれの種類や特長を詳しく解説します。脂肪溶解を目的とするマシンにはどのようなものがあるのか、マシンの種類や期待できる効果をみていきましょう。


脂肪溶解マシンにはどのようなものがある?


脂肪溶解マシンにはキャビテーションやラジオ波など、いくつかの種類があります。機器の特徴や脂肪へのアプローチ方法をチェックしましょう。

キャビテーション機器


超音波の振動を使って体内の脂肪細胞にアプローチし、部分やせ・引き締めを目的とした美容機器です。

キャビテーションは、液体に超音波を当てると微細な気泡が発生し、その気泡が弾けたときに脂肪細胞の膜が破壊されることで、脂肪を乳化させて老廃物として排出しやすくする仕組みです。

メスを使わずに脂肪細胞を減らせるため、痛みや傷、感染症のリスクがない非侵襲的な施術として知られています。部分的なアプローチも可能で、やせにくい特定の部位(お腹や太ももなど)のサイズダウンが期待できます。

激しい痛みやダウンタイムがほとんどないため、仕事などで休めない方にも適しています。


ラジオ波


ラジオ波(RF)は、電磁波を照射して皮膚の引き締めやコラーゲンの再生性を促す施術です。

モノポーラ式・バイポーラ式・マルチポーラ式の3種類が存在します。それぞれの特徴をみていきましょう。


モノポーラ式


モノポーラ式(単極式)は、電極と対極板の間で高周波を流し、皮膚の深部まで熱を届ける方式です。

皮下脂肪や筋膜へのアプローチに優れており、痩身・リフトアップを促します。固くなったセルライトの分解やボディラインの引き締めを目的に用いられることが多く、部分やせ以外にもボディ全体への施術に向いています。

注意点として、出力が高めのため熱感や刺激を感じやすく、施術には丁寧なケアと専門的な知識・技術が必要です。安全性を確保するために、適切なジェルの使用や施術時間の管理が不可欠です。


バイポーラ式


バイポーラ式(双極式)は、2つの電極間に電流を流して皮膚の浅い層に熱を集める方式です。

深部まで届くモノポーラ式と比べて施術範囲が狭いため、部分やせに適している施術であり、肌への負担も軽減されやすい点がメリットです。

顔など、刺激に敏感な部位への施術にも適しています。フェイスラインの引き締めやたるみ防止など、美顔目的のケアに活用されています。


マルチポーラ式


マルチポーラ式は、複数の電極からラジオ波を交差的に照射し、広範囲かつ均一に熱を加える方式です。

モノポーラとバイポーラの中間的な特性によって、皮下脂肪と真皮層に働きかけられる点がメリットです。痛みも少なく、心地よい体感温度で長時間の施術に向いています。

部分やせやセルライトケア、引き締めなど多目的に活用でき、多様なニーズに対応可能です。


美容導入機器


美容導入機器は、脂肪細胞にアプローチして、痩身効果や肌の引き締めを促す機器です。

キャビテーションやラジオ波のほかに、EMS・脂肪冷却マシン・HIFU(高密度焦点式超音波)などの種類があります。いずれも脂肪細胞や皮膚に働きかける施術で、目的や体質に合わせて使い分けられています。


脂肪溶解を目的としたマシンの例


脂肪溶解を目的としたマシンには、どのような種類があるのでしょうか。5つの種類を取り上げ、特徴をみていきましょう。


セルライトゼロ2


セルライトゼロ2は、キャビテーション・ラジオ波・吸引・LED・マッサージの機能を集約した痩身用マシンです。

多機能かつボディ〜フェイシャルへの対応が可能なため、脂肪だけではなくたるみの引き締めやフェイスケアにも用いられています。


スリムフェイスカッター


スリムフェイスカッターは、フェイスラインの引き締めやたるみの改善を目的に登場したマシンです。

ラジオ波と吸引を組み合わせられるため、脂肪を分解してからリンパの流れを促進し、外に排出しやすくします。痛みも少なく、効果を実感しやすいため小顔や顔のむくみ改善に用いられています。


3-MAX


3-MAXは、キャビテーション・ラジオ波・LEDを集約した、韓国発の痩身マシンです。

脂肪分解のほかに、引き締めも叶えられることから、複数のアプローチを同時に受けたい場合に適しています。


ノアグロウ


ノアグロウは、ラジオ波と吸引を組み合わせられる多機能タイプのマシンです。

ハイパワーのラジオ波を搭載しながら、出力を変更してフェイシャルにも対応。温熱効果によって血流を促進し、コラーゲンの生成が期待できるといった点がメリットです。


グロッティプロ


グロッティプロは、医療から着想を得てつくられた美肌用のマシンです。

エレクトロポレーション(電気穿孔法)によって肌の内部に美容成分を届けますが、針を使わない施術のため、肌への負担を抑えながら美肌効果を目指したい方に適しています。


脂肪溶解マシンの効果は?


脂肪溶解マシンは、狙った部位の部分やせやサイズダウン、シェイプアップなどが期待できます。

太ももやお腹などのピンポイント施術だけでなく、施術範囲を広げることで全体のサイズダウンやボディラインの改善も期待できます。老廃物の排出を助けるため、血行不良などでむくみやすくなっている場合にもおすすめです。

キャビテーションや吸引では、セルライト特有の凹凸を滑らかに整える効果が期待できるでしょう。脂肪細胞を破壊して排出に導くため、後戻りやリバウンドがしにくい点も特長です。

単に肌表面へ照射するだけではなく、気になる部位を内側から整えていく施術です。種類や機能の組み合わせが豊富なため、目的に合う機能を備えたマシンを選びましょう。


脂肪溶解マシンを選ぶときのポイント


次に、脂肪溶解マシンを選ぶときのポイントをみていきましょう。


ポイント①機能が充実しているかどうかを確認する


マシンを選ぶときは、搭載されている機能をチェックしましょう。キャビテーション・ラジオ波・吸引・EMSのように複数の機能が備わっていれば、脂肪以外にもいろいろな場所へアプローチすることができます。

ボディケアだけではなくフェイスケアが可能なもの、モード切り替えでオーダーメイドの施術が受けられるものなど、マシンの調整力にも注目してみてください。


ポイント②施術のしやすさを確かめる


アタッチメント・ヘッドの大きさや重さ、コード類の取り回し、操作パネルの使いやすさといった施術のしやすさも重要です。

実際に施術で使われることを想定し、肌に触れたときの感覚や照射面積などを考えておくと、自身に合ったマシンが選びやすくなります。

施術がしにくいマシンは作業効率が下がり、スタッフの能率低下にもつながります。満足度の高いサービスを受けるためにも、マシン本体や付属機器が施術に適しているかも確認しておきましょう


ポイント③効果を実感できるかどうかをチェックする


効果を正しく実感できるかどうかは、実際に施術を受けてみないと判断できません。そのため、実機を使った体験会や貸し出し制度などを活用し、効果の有無を確認しておくと安心です。

同じ施術であっても、効果の感じ方には個人差があります。人によっては「効果が薄い」「期待ほどではなかった」という感想でも、ご自身が施術を受けてみると、効果が実感できる可能性もあるのです。

マシンの性能や期待できる効果については、メーカーが提示する臨床試験やビフォー・アフターの結果などをチェックしましょう。客観的かつデータに記録されているものが重要な判断材料になります。

利用者が変化を実感できるマシンは、リピート率や満足度の向上につながります。メーカーが提示する結果以外にも、口コミの内容を幅広くチェックしてみてください。


ポイント④集客につながるかを考える


マシンが話題性や差別化のための手段になるかどうかも、マシンを選ぶうえで重要なポイントです。

新しい技術を使っているものや、痛みが少ないものは利用者にとっても魅力的なマシンです。効果が出るまでの時間が短いものや、機能を大幅に改善したものも、利用者の興味をひく理由になるでしょう。

一時的な話題性や高価格だけで選ばれたマシンではなく、利用者が何度もリピートしたくなる機器が理想です。いくつかのマシンを比較し、サロンにとっても使い勝手の良い1台を選びましょう。


ポイント⑤予算に合うものを選ぶ


予算に見合うマシンを選ぶことは、経営を続けるために不可欠です。

導入コストに加え、メンテナンスや修理、消耗品の交換などのランニングコストも考慮しましょう。電気代など、稼働にかかる費用も確認が必要です。

予算に見合わず、高性能なマシンを無理に導入すると、回収に時間がかかってしまいます。経営を続けるうえで負担になるリスクがあるため、無理のない範囲でマシンを選ぶようにしましょう。

一方、安いからといって極端に安価なマシンも、耐久性や効果の面で不安が残ります。結果的に、買い替えや緊急のトラブル対応が必要になることもあります。

費用対効果をしっかりと見極めながら、実際にマシンを稼働させた際のシミュレーションを行うことが大切です。


脂肪溶解マシンは複数の機器を比較して選ぶ


今回は、脂肪へアプローチできる脂肪溶解マシンとそれぞれの施術について紹介しました。

脂肪溶解マシンには目的に合わせていくつかの種類があり、複数の機能を備えた高性能マシンは高価になりやすいため、無理に導入を検討せず、いくつかの機器を比較して慎重に選びましょう。

利用者の満足度が高い施術は、リピーターの獲得にもつながります。機能面のほかにマシンの使いやすさやサポート体制もチェックし、サロンにふさわしい1台を選びましょう。

業務用痩身機器トレンド発信サイト」では、最新のトレンド情報に加え、エステサロンの経営テクニックも提供しています。
セルフエステの開業を考えている方は、ぜひ当サイトを活用して情報収集に役立ててください。

業務用痩身機器のランキングTop5を紹介

サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!

1

シークレットメス

ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン

シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。

シークレットメスの写真

2

フォースカッター

施術経験の少ないスタッフでも施術が可能

フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。

フォースカッターの写真

3

セルライトゼロ

シンプルで操作しやすい画面設計

セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。

セルライトゼロの写真

RECOMMEND

おすすめ記事