コラム
ピーリング機械とは?家庭用との違いやエステサロンで導入するメリットを解説
サロンメニューの拡充や売上アップを目指す中で、ピーリング機械の導入を検討していませんか?
毛穴ケアへの関心は年々高まっており、ピーリングは集客力と収益性を両立できるメニューとして注目されています。
しかし、業務用機器は価格帯や機能が幅広く、どれを選べばよいか迷う方も少なくありません。
本記事では、業務用ピーリング機械の種類や効果、家庭用との違い、導入のメリットとデメリット、失敗しない選び方を解説します。
ぜひ機器選定の参考にしてください。
業務用ピーリング機械と家庭用機器の3つの違い
業務用ピーリング機械は、サロンでの本格的な施術を想定して設計されています。
家庭用機器との違いを正しく理解することで、顧客への説明や機器選定に役立てられるでしょう。
以下の3つの観点から、業務用と家庭用の違いを解説します。
- 汚れを弾き飛ばす出力の安定性とエネルギー伝達力
- 連続稼働に耐えうる耐久性
- 施術効果を高める専用溶剤の使用可否
違いを把握しておくと、顧客に対してサロン施術の価値を明確に伝えられます。
汚れを弾き飛ばす出力の安定性とエネルギー伝達力
業務用機器と家庭用機器のもっとも大きな違いは、超音波振動の出力パワーとその安定性にあります。
家庭用は安全性を最優先して出力が低く設定されており、バッテリー駆動のため使用中にパワーが低下することも珍しくありません。
一方、業務用は安定した電源供給により、常に高い出力を維持しやすい設計になっています。
これにより、瞬時に水分をミスト化して毛穴の奥の汚れを弾き飛ばす作用を、効率よく発揮できます。
厚くなった角質や頑固な皮脂汚れに対して、出力の高い業務用なら、一度の施術でもスッキリとした洗い上がりを期待できるでしょう。
連続稼働に耐えうる耐久性
サロンワークでは一日に何人もの顧客を施術するため、機械には長時間稼働に耐えるタフさが求められます。
家庭用機器は週に数回、数分程度の使用を想定して設計されており、業務レベルの連続使用を行うと内部パーツが発熱し、早期に故障する原因となりかねません。
一方、業務用のピーリング機械は、放熱性能に優れた設計や耐久性の高い部品を採用しており、長時間の連続運転でも安定したパフォーマンスを維持できます。
ハンドピースのケーブル強度や接続部分の耐久性も強化されているため、日々のサロンワークでも安心して使い続けられます。
施術効果を高める専用溶剤の使用可否
家庭用ピーリング機器の多くは、水や精製水のみを使用することを前提としています。
これに対し、業務用機器の多くは施術の効率や満足度を高めるための専用溶剤や、美容液を使用できる仕様になっています。
たとえば、アルカリ性の専用ローションで汚れを浮かせやすくしながら洗浄したり、ピーリングと同時に有効成分を導入したりすることが可能です。
機器内部のチューブやポンプは耐薬品性の素材で作られています。
そのため、成分濃度の高い専用美容液などを使用しても腐食などのトラブルが起きにくく、単純な洗浄以上のトリートメント効果を顧客に提供できます。
ピーリング機械の効果
ピーリング機械を使った施術では、通常の洗顔では落としきれない汚れを除去し、肌本来の美しさを引き出せます。
顧客への提案時に説得力を持たせるためにも、期待できる効果を正しく理解しておきましょう。
- 毛穴汚れや角栓を除去できる
- 黒ずみやいちご鼻のケアを目指せる
- くすみが軽減して肌トーンが明るくなる
- 美容成分の浸透が高まる
詳しく解説します。
毛穴汚れや角栓を除去できる
ピーリング機械の最大の効果は、洗顔では落としきれない毛穴の奥の汚れや詰まった角栓を物理的に除去することです。
超音波の微細な振動を利用して、肌表面の水分と油分を乳化させ、毛穴に詰まった皮脂やメイク汚れを浮き上がらせて弾き飛ばします。
手技による押し出しとは異なり、肌への負担を最小限に抑えながら汚れを取り除けるのが特徴です。
定期的に施術を行うことで、毛穴の詰まりにくい清潔な肌環境を整えられ、肌トラブルが起きにくい健やかな肌へと導きます。
顧客自身が、施術後の肌触りの変化を実感しやすいメニューです。
黒ずみやいちご鼻のケアを目指せる
多くの女性が悩んでいる小鼻の黒ずみ、いわゆる「いちご鼻」のケアにもピーリング機械は高い効果を発揮します。
黒ずみの正体は、毛穴に詰まった皮脂と古い角質が混ざり合い、空気に触れて酸化して黒くなったものです。
業務用の高出力なピーリング機械であれば、酸化して硬くなった角栓にもアプローチし、汚れを浮き上がらせて排出を促せます。
一度の施術ですべてが消えるわけではありません。
しかし、継続的なケアによって酸化した汚れが蓄積しにくくなり、徐々に黒ずみが目立たないクリアな小鼻へと近づけることが可能です。
くすみが軽減して肌トーンが明るくなる
肌のくすみの原因の1つに、ターンオーバーの乱れによって剥がれ落ちずに残った古い角質の蓄積があります。
ピーリング機械を使用することで、肌表面の不要な角質を効率よく取り除け、肌のゴワつきやザラつきへのアプローチが可能です。
古い角質がなくなると光の反射が整いやすくなるため、施術後に肌のトーンが明るく見えたと感じる方もいます。
余分な角質が除去されることで肌のキメが整い、ファンデーションのノリもアップするため、顧客満足度の向上につながるでしょう。
美容成分の浸透が高まる
ピーリングによって肌表面のバリアとなっている古い角質や皮脂膜を取り除くことは、その後のスキンケア効果を効率よく高める準備となります。
汚れや古い角質へのケア後は、スキンケアがなじみやすいと感じる方もいるため、化粧水など使用感の変化につながる場合があります。
多くのサロンでは、ピーリングの直後にイオン導入やポレーションを行うコースを設定していますが、これは理にかなった施術フローです。
ピーリングを工程に組み込むことで、施術設計上の付加価値につながり、結果として単価設計の選択肢が広がることがあります。
業務用ピーリング機械の種類と特徴
業務用ピーリング機械には複数の種類があり、それぞれ仕組みや得意とする施術が異なります。
サロンのコンセプトやターゲット層に合わせて、最適な機器を選ぶことが大切です。
以下の3種類について、特徴と適した活用シーンを解説します。
- 超音波ウォーターピーリング
- ハイドロピーリング(医療用とは出力や使用薬剤が異なる)
- ダイヤモンドピーリング
各機器の特性を理解し、サロンの強みを活かせる機種を選定しましょう。
超音波ウォーターピーリング
超音波ウォーターピーリングは、金属製のヘラ(プローブ)を肌に当て、超音波振動によってミスト化した水で汚れを弾き飛ばすもっともポピュラーなタイプです。
スクライバーとも呼ばれ、多くのサロンで導入されています。
水を使用するためランニングコストが安く、肌への負担も比較的少ないのが特徴です。
多くの機種でイオン導入や導出、パッティング機能などが搭載されており、一台で角質ケアから保湿までを行える汎用性の高さも魅力です。
はじめてピーリング機器を導入するサロンや、敏感肌の顧客が多いサロンにも適した、基本の一台といえます。
ハイドロピーリング(医療用とは出力や使用薬剤が異なる)
ハイドロピーリングは、水流(ハイドロ)の力と吸引機能を組み合わせた新しいタイプのピーリング機器です。
渦巻き状の水流で毛穴の汚れを洗い流しながら、同時に吸引することで角栓を除去します。
美容成分を含んだ専用の溶剤(美容液)を使用しながら施術を行うことが多く、洗浄と同時に保湿や肌の引き締めができるのが特徴です。
医療機関で使用されるハイドラフェイシャルと仕組みは似ていますが、エステ用は出力や使用できる溶剤(美容液)の濃度がマイルドに調整されています。
施術後の肌のツヤ感や爽快感が高く、昨今のサロン業界で人気の高いトレンド機器です。
ダイヤモンドピーリング
ダイヤモンドピーリングは、プローブの先端に天然または人工のダイヤモンド粒子を蒸着させ、その物理的な研磨力で古い角質を優しく取り除く機械です。
同時に吸引を行うことで、剥がれた角質を吸い取ります。
物理的な角質ケアができるため、肌のごわつき・ザラつきのケアや、加齢による厚くなった角質のケア、肘や膝などのボディの黒ずみケアなどにとくに適しています。
薬剤を使わないため、薬剤による肌荒れが心配な方でも施術が可能です。
しかし、技術者の力量によって仕上がりが左右されやすいため、導入には適切なトレーニングと練習が必要です。
エステサロンにピーリング機械を導入するメリット
ピーリング機械の導入は、サロン経営にさまざまなメリットをもたらします。
初期投資を回収し、安定した収益につなげるためにも、以下のメリットを具体的に把握しておきましょう。
- 毛穴ケア需要の高まりで集客力が向上する
- 高単価メニューとして収益性が高い
- リピート率の向上につながる
- 他メニューとの相乗効果が期待できる
それぞれ解説します。
毛穴ケア需要の高まりで集客力が向上する
「毛穴の開き」「黒ずみ」「角栓」は、年代を問わず常に肌悩みの上位にランクインする悩みです。
そのため、効果的な毛穴ケアメニューがあることは、新規顧客を獲得するうえで強力な武器となります。
「毛穴洗浄」などのキーワードは検索されることも多く、集客媒体での反応が期待できます。
ピーリング機械を導入し、施術で取れた汚れや角栓を視覚的に見せることで、毛穴悩みを抱える多くの潜在顧客をサロンに呼び込むきっかけを作れるでしょう。
高単価メニューとして収益性が高い
ピーリングメニューは単体での施術はもちろん、ほかのフェイシャルコースのオプションとしても設定しやすく、客単価アップに貢献します。
たとえば、通常のフェイシャルマッサージに「毛穴洗浄オプション」としてプラス3,000円〜5,000円程度で提案できます。
機械を使用するため、ハンド技術のみの場合と比べて施術時間の短縮も可能であり、時間単価を高められるでしょう。
消耗品も水や専用溶剤程度で済む場合が多く、原価率が低く抑えられるため、利益率の高いメニューとしてサロンの経営を安定させる柱になります。
リピート率の向上につながる
ピーリング施術は、施術直後から肌のツルツル感やトーンアップを実感しやすいため、顧客に高い満足感を提供できます。
「一回でこんなに変わるんだ」という感動体験は、次回の来店予約につながる最大の動機となります。
毛穴汚れは、生活習慣によって再び蓄積するため「きれいな状態をキープしたい」という心理が働きやすく、定期的な通店を促しやすいメニューです。
2週間〜1ヶ月に一度の来店サイクルを提案することで、優良顧客の定着化を図り、サロンのリピート率を底上げする効果が期待できます。
他メニューとの相乗効果が期待できる
ピーリング機械は、ほかのエステ機器や施術との相性がよく、組み合わせることでより満足度の高いメニューを作れます。
たとえば、脱毛前の角質ケアとして行うことで、埋没毛の原因となる古い角質を除去することが可能です。
ボディメニューにおいても、背中の洗浄によるニキビ予防や、二の腕のザラつき対策などに応用できます。
このように、既存のメニューと組み合わせることで、新しいコースの展開へとつながります。
顧客の多様な悩みに対応できるようになるため、サロン全体のメニュー構成に厚みを持たせられるでしょう。
業務用ピーリング機械のデメリットと注意点
ピーリング機械の導入にはメリットが多い一方、事前に把握しておくべきデメリットや注意点も存在します。
導入後に想定外の事態をさけるためにも、以下のリスクを正しく理解しておきましょう。
- 初期投資とランニングコストがかかる
- スタッフ教育と技術習得が必要になる
- 施術できない顧客がいる
これらを踏まえたうえで、導入計画を立てることが肝心です。
初期投資とランニングコストがかかる
業務用ピーリング機械の導入には、数十万円から200万円前後の初期投資が必要になります。
ハイドロピーリングのような吸引と水流を併用する複合機などは、とくに高額になる傾向です。
導入後も専用の美容液や洗浄液、交換用のフィルターやチップなどの消耗品費が発生します。
安価な機械を選べば初期費用は抑えられますが、故障リスクや機能の制限、サポート体制の不足といった問題が生じる可能性があります。
導入を検討する際は、本体価格だけでなく、月々のランニングコストやメンテナンス費用も含めた総額で収支シミュレーションを行うことが不可欠です。
スタッフ教育と技術習得が必要になる
高性能な業務用機械であってもスタッフの技術が未熟であれば、十分な効果を発揮できないばかりか、肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。
とくにピーリングは肌に直接刺激を与える施術であるため、プローブを当てる角度や圧力、動かすスピード、肌質の見極めなど繊細な技術が求められます。
導入にあたっては、全スタッフが一定のレベルで施術を行えるよう研修時間を確保し、マニュアルを作成する必要があります。
メーカーによる講習会への参加や定期的な技術チェックを行うなど、継続的な教育コストがかかることを想定しておきましょう。
施術できない顧客がいる
ピーリングは肌の角質を除去する施術であるため、すべての顧客に提供できるわけではありません。
重度の敏感肌やアトピー性皮膚炎、炎症を起こしているニキビ肌、日焼け直後の肌などは施術不可となるケースが多いです。
また、妊娠中の方や、特定の持病をお持ちの方への施術も慎重な判断が求められます。
無理な施術はトラブルのもとになるため、カウンセリング時に肌状態や体調を正確に把握するスキルが必要です。
施術をお断りする場合の代替メニューを用意しておくなど、機会損失を防ぐための対策も考えておく必要があります。
売上につながる業務用ピーリング機械の選び方
ピーリング機械は種類が多く、価格や機能もさまざまです。
サロンの方向性に合わない機器を選ぶと、十分な売上につながらない可能性があります。
以下の3つの観点から、機器選定のポイントを解説します。
- ターゲット層の悩みやメニュー単価との整合性
- イオン導入やEMSなど複合機能の搭載有無
- 導入後の技術講習やデモ体験などサポートの充実度
これらを総合的に判断し、投資対効果の高い機器を選びましょう。
ターゲット層の悩みやメニュー単価との整合性
機械選定の第一歩は、自店のターゲット層とメニュー価格帯に合ったものを選ぶことです。
たとえば、学生や若い世代をターゲットにした低価格帯のサロンであれば、ランニングコストが安く回転率のよい超音波スクライバーが適しています。
一方、エイジングケアや肌質ケアを求める富裕層向けサロンであれば、単価を高く設定できるハイドロピーリングなどの付加価値の高い機器がおすすめです。
サロンのコンセプトや顧客が求めている結果と、機械の特性がズレていないかを慎重に見極めることが肝心です。
イオン導入やEMSなど複合機能の搭載有無
スペースの限られたサロンや効率よく施術を行いたい場合は、ピーリング機能以外の付加機能を持った複合機を選ぶのがおすすめです。
多くの業務用機器には、超音波導入やイオン導入、EMS(筋肉運動)、LED照射などの機能が搭載されています。
これ一台で「洗浄・導入・引き締め」といったフルコースの施術が可能になり、メニューの幅が広がります。
ただし、多機能であればよいというわけではなく、各機能のスペックが十分かどうかも確認しなければいけません。
使わない機能にお金を払うことにならないよう、必要な機能を厳選しましょう。
導入後の技術講習やデモ体験などサポートの充実度
機械は「買って終わり」ではなく、導入してからがスタートです。
そのため、メーカーのサポート体制は重要な選定基準となります。
購入前に実際の機械を試せるデモ体験や、導入時のインストラクターによる技術講習があるかどうかを必ず確認してください。
施術に関する疑問点に答えてくれる相談窓口の有無や、販促用チラシや画像素材の提供など、集客支援があるメーカーを選ぶと心強いです。
機械の性能だけでなく、サロン運営をバックアップしてくれるパートナーとして信頼できるメーカーから購入しましょう。
失敗をさけるために知っておくべき機械の判断基準
ピーリング機械の導入で失敗するケースには、いくつかの共通点があります。
事前に以下のような注意すべきポイントを把握しておけば、リスクを最小限に抑えられるでしょう。
- 故障時の修理対応や代替機がない海外並行輸入品
- 専用美容液のランニングコストが高額すぎる機器
- スペック表記が曖昧で家庭用と変わらない安価品
- ヘッドの金属素材による金属アレルギーのリスク
これらに該当する機器は、導入前に慎重な検討をしなければなりません。
故障時の修理対応や代替機がない海外並行輸入品
インターネット通販などで安価に販売されている、海外並行輸入品には十分な注意が必要です。
これらの製品は、日本の安全基準を満たしていない場合があるだけでなく、故障した際に国内での修理対応が受けられないケースが多々あります。
修理のために海外へ発送しなければならず、数ヶ月間も機械が使えないとなればその間の売上はゼロになり、顧客の信頼も失いかねません。
代替機の貸し出しサービスがない場合も、業務に支障をきたします。
安心してサロン運営を続けるためには、国内にメンテナンス拠点を持つ正規代理店から購入することが賢明です。
専用美容液のランニングコストが高額すぎる機器
本体価格が安くても、専用の美容液や溶剤がメーカー指定で、かつ高額に設定されているビジネスモデルの機器があります。
この場合、施術をするたびに高い原価がかかり、利益を圧迫することになります。
導入時には、1回あたりの施術にかかる消耗品コスト(コストパフォーマンス)を必ず計算しましょう。
指定の溶剤以外を使用すると故障の原因となり保証対象外になるケースもあるため、汎用性があるかどうかも確認ポイントです。
長期的な視点で見て、適正な利益を確保できるランニングコストの機械を選ぶことが経営の安定につながります。
スペック表記が曖昧で家庭用と変わらない安価品
「業務用」と謳っていても、実際の中身は家庭用機器とほとんど変わらないスペックの製品も存在します。
とくに、超音波の出力(W数)や消費電力などの数値が明確に記載されていない製品や、異常に安価な製品は疑ってかかる必要があります。
プロが見れば分かるようなスペックをごまかしている製品を導入してしまうと、期待した洗浄力は得られません。
その結果、顧客に「家でやるのと変わらない」と思われてしまうリスクがあります。
購入前には必ず詳細なスペック表を確認し、必要であればメーカーに問い合わせて出力パワーの根拠を確認する姿勢が大切です。
ヘッドの金属素材による金属アレルギーのリスク
ピーリング機械のヘッド部分には金属素材が使用されていることが多く、金属アレルギーを持つ顧客には注意が必要です。
とくにニッケルを含む素材はアレルギー反応を起こしやすいとされています。
チタンやステンレスなどアレルギーを起こしにくい素材を採用した機器を選ぶと、対応できる顧客の幅が広がります。
カウンセリング時に、金属アレルギーの有無を確認するフローを設けることも大切です。
顧客の安全を守ることはサロンの信頼につながり、長期的な経営の安定に貢献します。
素材情報もスペックとあわせて確認しておきましょう。
ピーリング機械の正しい使い方
ピーリング機械の効果を最大限に引き出すには、正しい使い方を理解することが不可欠です。
以下のような施術の流れを標準化することで、スタッフによる品質のばらつきも防げます。
- 禁忌事項の確認と肌の水分量を高めるプレケア
- 摩擦リスクを抑えて洗浄力を最大化するハンドリング
- 美容成分の浸透を高める仕上げの導入とパック
安全で効果的な施術を提供しましょう。
禁忌事項の確認と肌の水分量を高めるプレケア
安全な施術のためには、まずカウンセリングで禁忌事項を確認し、肌の状態をチェックすることが最優先です。
施術前にはクレンジングと洗顔でメイク汚れを落としますが、ここで重要なのが肌の水分量を十分に高めるプレケアです。
ピーリング機械、とくに超音波タイプは水を媒介として振動を伝えるため、肌が乾燥していると効果が出ないばかりか、摩擦熱で火傷をする危険性があります。
スチーマーを十分に当てて角質を柔らかくし、施術中も常に肌が濡れている状態をキープすることで、肌負担を最小限に抑えながら最大の洗浄効果を引き出せます。
摩擦リスクを抑えて洗浄力を最大化するハンドリング
プローブの当て方1つで、効果と安全性は大きく変わります。
基本的には、プローブの先端を肌に対して30度から45度程度の角度で当て、力を入れずに優しく滑らせるのがコツです。
汚れを取りたい一心で強く押し付けると、肌を傷つけてしまいます。
一箇所に留めると超音波の熱が集中して火傷の原因となるため、常に一定の速度で動かし続けることが重要です。
鼻周りなどの凹凸がある部分は、プローブの角度を細かく調整し、皮膚を軽く引っ張って平らにしながら当てると、細部まできれいに洗浄できます。
美容成分の浸透を高める仕上げの導入とパック
ピーリング直後の肌は、古い角質が除去されて無防備であると同時に、吸収力が高まっています。
このタイミングで放置せず、速やかに美容成分を補給することが肝心です。
ビタミンC誘導体やプラセンタなど、目的に合わせた美容液を塗布し、イオン導入やポレーション機能を使って肌の角質層のすみずみまで浸透させます。
最後に鎮静効果のあるパックで肌をクールダウンさせ、開いた毛穴を引き締めて仕上げます。
このアフターケアを徹底することで肌荒れを防ぎ、顧客の満足度をさらに高められるでしょう。
ピーリング機械に関するよくある質問
ピーリング機械の導入を検討する際、さまざまな疑問が生じることがあります。
顧客からの質問に適切に回答するためにも、以下のよくある疑問点を把握しておきましょう。
- ウォーターピーリングと毛穴吸引器はどちらがよいですか?
- ピーリングのやりすぎがダメな理由は何ですか?
- 推奨される施術頻度はどのくらいですか?
- 角栓が取れない場合はどうすればよいですか?
正確な知識を持つことで、顧客への信頼性の高い提案が可能になります。
ウォーターピーリングと毛穴吸引器はどちらがよいですか?
どちらも毛穴ケアに有効ですが、得意とする汚れの種類が異なるものです。
ウォーターピーリングは、超音波振動で水をミスト化し、肌全体の古い角質や表面のザラつき、軽度の毛穴詰まりを弾き飛ばすのに適しています。
一方、毛穴吸引器は、空気圧で毛穴の奥の頑固な角栓や皮脂を物理的に吸い出すため、特定の毛穴詰まり(いちご鼻など)にアプローチするのに向いています。
サロンでは両方の機能を備えた複合機や、肌状態に合わせて使い分けることが理想的です。
顧客の悩みが「肌全体のくすみ」ならピーリング、「鼻の黒ずみ」なら吸引をおすすめするとよいでしょう。
ピーリングのやりすぎがダメな理由は何ですか?
ピーリングはあくまで「余分な角質」を取り除くケアであり、やりすぎると必要な角質まで剥がしてしまう「オーバートリートメント」になるからです。
角質層は肌の水分を保持し、外部刺激から守るバリア機能の役割を果たしています。
頻繁に行いすぎると肌が薄くなって敏感になり、乾燥や赤み、炎症を引き起こしやすくなります。
肌を守ろうとして反対に角質が厚くなる(角質肥厚)現象が起き、さらに肌がゴワつくという悪循環に陥ることも。
プロとして、顧客の肌のターンオーバーサイクルを見極め、適切な間隔を提案することが不可欠です。
推奨される施術頻度はどのくらいですか?
一般的な目安としては、肌のターンオーバーに合わせて2週間〜1ヶ月に1回程度が推奨されます。
ニキビができやすい肌や脂性肌の方で、角質の蓄積が早い場合は2週間に1回程度から始め、状態が落ち着いてきたら間隔を空けていくのがよいでしょう。
反対に、乾燥肌や皮膚が薄い方の場合は、1ヶ月に1回程度の頻度で様子を見るなど、慎重な対応が必要です。
「毎日やればきれいになる」ものではないことを顧客に伝えてください。
ホームケアでの保湿指導と合わせて、サロンでの定期的なメンテナンスとして通っていただくのが理想的な利用法です。
角栓が取れない場合はどうすればよいですか?
無理に取ろうとして強く押し付けるのは厳禁です。
角栓が硬くなっている場合は、前処理(プレケア)不足の可能性があります。
まずはスチーマーを当てる時間を長くし、ピーリングローションを含ませたコットンパックを行い、十分に毛穴を開いて角栓を柔らかくしてから試してください。
それでも取れない場合は、一度で取り切ろうとせず、数回に分けてケアすることを提案しましょう。
ホームケアでオイルクレンジングや酵素洗顔を使っていただき、次回の来店時に取りやすい状態を作っておくこともプロのアドバイスです。
まとめ:ピーリング機械の適切な選定でサロンの信頼と利益へとつなげる
サロンの売上拡大には、確かな効果と信頼性を兼ね備えた機器選びが欠かせません。
しかし、数ある製品の中から自店に最適な一台を見極めるのは難しいものです。
株式会社NBSでは、全国4,200店舗以上への導入実績を持つ総合美容機器メーカーとして、機能性と収益性を両立した機器のご提案を行っています。
導入後も、施術動画や販促ツールが使い放題の「カスタマーサイト」や、専門家による「4つのサポートダイヤル」でサロン運営を強力にバックアップいたします。
失敗しない機器導入をお考えのオーナー様は、ぜひ一度株式会社NBSにご相談ください。
業務用痩身機器のランキングTop5を紹介
サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!
1位
シークレットメス
ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン
シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。
2位
フォースカッター
施術経験の少ないスタッフでも施術が可能
フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。

3位
セルライトゼロ
シンプルで操作しやすい画面設計
セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。
