コラム
業務用ラジオ波とは?種類や選び方を解説
ラジオ波は肌質改善や脂肪燃焼への効果が期待されており、業務用の機器の種類も豊富です。
そこで本記事では、業務用のラジオ波の仕組みや効果・種類や選び方を解説します。
肌トラブルやダイエットにお悩みの方や、業務用ラジオ波の導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
業務用ラジオ波とは?
ラジオ波(RF)とはRadio Frecuencyを意味し、無線連絡や衛星放送のラジオと同じく30~300MHzの電磁波のことです。
ラジオ波を肌に当てると体内の水分が振動を起こし、摩擦熱(ジュール熱)が生じます。
体内の温熱効果により基礎代謝が促され、新陳代謝の高まりが期待できます。
皮下の脂肪細胞が温められると、脂肪が柔らかくなり分解されやすい状態になることで、痩せやすい体への体質改善も見込めるでしょう。
また、肌の真皮層に働きかけることによってコラーゲンの生成やターンオーバーを促し、しわやたるみの解消・トーンアップ効果も望めます。
体内が温められれば血行が良くなるため、冷え性や肩こり・腰痛に悩む方への効果も期待できるでしょう。
ラジオ波と似た痩身施術としてキャビテーションが挙げられます。
キャビテーションは超音波により体内に気泡を作り、その衝撃で脂肪細胞を破壊する仕組みです。
キャビテーションは脂肪細胞の数を減らす一方、ラジオ波は脂肪の燃焼や代謝を促す施術です。
両者を組み合わせることで、更なるダイエット効果が期待できます。
業務用のラジオ波とは、一般的にエステサロンや医療機関で提供される施術を指します。
ラジオ波を利用した機器では、ハイパーナイフやサーモシェイプ・インディバなどが有名です。
▶参考記事:業務用痩身器「ハイパーナイフ」の価格や口コミを紹介
業務用ラジオ波機器の種類
業務用のラジオ波機器は、周波数や電極数により効果が異なります。
ここでは、主な業務用ラジオ波機器の種類を見ていきましょう。
モノポーラ式
モノポーラ式とは、1つの電極を周波数0.4~0.8MHz・出力数25~200Wのラジオ波が流れるタイプです。厳密には電極から電極板(プレート)に電流を流すことで、ジュール熱を発生させて、体内温度を1~5度上げます。
皮下脂肪の深い層まで広範囲に働きかけるのが特徴です。
血行や代謝を促すため、脂肪燃焼によるダイエットやボディメイク効果だけでなく、冷え性やむくみなどの体質改善にも繋がります。
ただし、電極板を離す際に静電気が流れることがあり、苦手な方もいるかもしれません。
バイポーラ式
バイポーラ式とは、2つの電極間を周波数1MHz・出力数130Wのラジオ波が流れるタイプです。皮膚表面の浅い層にアプローチして体を活性化させ、肌のコラーゲン生成を促します。
バイポーラ式は高周波を広範囲に拡散させないため、くびれなどの部分痩せに向いています。
また、肌の深層部まで刺激を与えないからこそ、比較的安全性が高いです。
マルチポーラ式
マルチポーラ式とは、バイポーラ式と同じ周波数1MHz・出力数130Wのラジオ波が、3つ以上の複数電極間を流れるタイプです。バイポーラ式と比べて電極数が増えるため、皮膚の浅い層と深い層の両方に働きかけることができ、より高い効果が期待されます。
部分痩せだけでなく、ウエストや太ももなど皮下脂肪が厚い部分にも対応可能です。
ユニポーラ式
ユニポーラ式とは、電極板を必要とせず1つの電極から、周波数40.68MHz・出力数200Wのラジオ波が流れるタイプです。電子レンジに用いられるマイクロ波と同じ周波数で、肌の奥深くを部分集中的に温めます。
狭い範囲を効率的に温めるため、即効性があるのが特徴です。
▶参考記事:痩身エステでよく使われるキャビテーションの具体的な効果
業務用ラジオ波の選び方
では、実際に業務用のラジオ波機器を購入する際、どのような点を考慮すべきでしょうか。
以下で業務用ラジオ波機器の選び方を見ていきましょう。
効果・機能
業務用機器を選ぶ際は、ラジオ波によって得たい効果や使う目的を考えましょう。広範囲に全体的にアプローチしたいのか・部分集中的に痩せたいのかなど、それぞれのニーズに応えられる機器を選ぶことが重要です。
また、美容機器には複数機能が備わったものがあります。
ラジオ波専門の機器で良いのか、キャビテーションやLED施術も可能な機器が欲しいのかなど、長期的な利用を見据えて考えましょう。
▶参考記事:痩身エステで使われるラジオ波とは?具体的な効果
使用部位
ラジオ波は全身に使用可能な技術である一方、ボディ用やアーム&レッグ用・フェイシャル用などハンドピースが分かれているケースが多いです。ハンドピースの数が多いほど、サイズが大きくなりコストも高くなる可能性があります。
ラジオ波機器を購入する前に、使用したい部位や使用可能な部位をチェックしておきましょう。
価格
業務用のラジオ波機器は、性能やメーカーにより数十万円から数百万円で売られているものまであります。また、最近では業務用美容機器のレンタルサービスも存在します。
似たような製品で迷った場合は、価格で決めるのもおすすめです。
サポート
業務用のラジオ波機器を買う方法は、メーカーの直販店や美容機器の専門通販サイト・オークション・フリマアプリなどがありますが、それぞれサポートの有無や規定が異なります。購入後にトラブルが起きた際や不明点がある際、アフターフォローや保証制度が備わっていた方が安心です。
使いやすさ
高性能であったり価格が安かったりしても、使いこなせなくては意味がありません。購入前に実際の機器を手に取って体験すると、使い勝手が分かるためおすすめです。
業務用ラジオ波以外の業務用痩身機
今回は業務用のラジオ波に焦点を当てて業務用痩身機を紹介しましたが、痩身エステサロンを開業するにあたって、その他の業務用痩身機の特徴を抑えた上で、施術内容・サロンの方向性に即した業務用痩身機を導入することが重要です。
その他の業務用痩身機の種類や選び方について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶参考記事:業務用痩身機の種類ごとの特徴と選び方で重視するポイント
家庭用と業務用の痩身機の違いについて
最近では自宅で簡単に使用できる家庭用痩身機も人気があります。
いざ痩身機を購入する際、どの機器を選べば良いのか分からない方も多くいらっしゃるでしょう。
下記の記事では、業務用痩身機の種類や効果・選び方、家庭用痩身機との違いを解説します。
痩身エステを開業予定の方や、業務用痩身機の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
▶参考記事:家庭用と業務用の痩身機の違いについて解説!
株式会社NBS
MetaLT
165,000円(税込)
ショッピングローン利用で月々6,800円から購入可能
MetaLTは業界初のサーマルフラクショナルを搭載した、プロ仕様の家庭用全身美容器です。
業務用機器と同様の出力にもかかわらず、エステサロンに通うよりもコスパよく、頭皮から足裏まで全身をお手入れできます。
また、ショッピングローンをご利用いただければ、毎月6,800円の24回払い・手数料無料でご購入が可能です!
『MetaLT』は“美肌+小顔+エイジングケア”のすべてにアプローチできます!
業務用ラジオ波をうまく選び分けよう
いかがでしたでしょうか。
今回はラジオ波の仕組みや効果・業務用機器の種類や選び方を解説しました。
ラジオ波は摩擦熱により体温を上げ、基礎代謝を上げる痩身を目的として使われます。
当サイトでは、おすすめの業務用痩身機をランキング形式で紹介しております。
また、業務用痩身機にまつわるお役立ちのコラム記事なども多数掲載していますので、業務用痩身機の導入をご検討中の方は是非その他のコンテンツもご覧ください。
おすすめの業務用痩身機器の情報や最新トレンドは、「業務用痩身機器トレンド発信サイト」をチェック!
業務用痩身機器のランキングTop5を紹介
サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!
1位
シークレットメス
ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン
シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。
2位
フォースカッター
施術経験の少ないスタッフでも施術が可能
フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。
3位
セルライトゼロ
シンプルで操作しやすい画面設計
セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。