コラム
家庭用と業務用の痩身機の違いについて解説!
最近では自宅で簡単に使用できる家庭用痩身機も人気です。
いざ痩身機を購入する際、どの機器を選べば良いのか分からない方も多いでしょう。
そこで本記事では、業務用痩身機の種類や効果・選び方、家庭用痩身機との違いを解説します。
痩身エステを開業予定の方や、業務用痩身機の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
業務用痩身機とは?
業務用痩身機とは、エステサロンや医療機関において痩身目的で導入される機器のことです。
食事制限や筋トレ・有酸素運動などと同じく、ダイエットやボディメイクの一手段として活用されています。
業務用痩身機は、用いられる技術や仕組みにより様々な種類があります。
超音波を利用した痩身機では、キャビテーションが有名です。
キャビテーションは、超音波によって体内に気泡を発生させることで、脂肪細胞を分解し老廃物として体外に排出しやすい状態に変えます。
脂肪細胞自体の数を減らすため、サイズダウンやリバウンドの防止効果が望めます。
また、脂肪細胞が柔らかくなるため、脂肪と老廃物が凝り固まったセルライトを落としやすくなります。
エステサロンでは、ラジオ波を利用した痩身機も人気です。
電磁波により皮下細胞に振動を起こし、摩擦熱(ジュール熱)で脂肪を温めて柔らかくします。
新陳代謝や血行が促進されるため、痩せやすい体になりやすく、むくみや冷え性などの体質改善への効果が見込めるでしょう。
肌が内側から温められると、美容成分や浸透しやすくなり、美肌効果も期待できます。
他にも、電気刺激を利用したEMSは、筋肉を自動的に動かして鍛える痩身機です。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がるため、運動や食事管理と併用することで高いダイエット効果を得られます。
さらに、脂肪を吸引・冷却して老廃物として体外に出しやすくする痩身機もあります。
業務用痩身機は、お客様のニーズや悩みに合わせた施術が可能です。
▶参考記事:家庭用と業務用のキャビテーションの違いを解説
業務用痩身機と家庭用痩身機の違い
近年、美容の知識が浅い初心者でも使いやすい家庭用の痩身機が販売されています。
ここでは、業務用痩身機と家庭用痩身機の違いを見ていきましょう。
効果・機能
業務用と家庭用の痩身機では、出力数が異なります。例えばキャビテーションの場合、業務用では周波数が25~30KHzである一方、家庭用では330~3000KHzが平均的です。
周波数は小さいほど気泡が大きく、脂肪分解パワーが強いとされています。
このように家庭用と業務用の痩身機では、10倍以上の出力差があるケースが多いです。 出力数が異なれば当然、得られる効果や施術にかかる時間も変わってきます。
使用頻度
業務用痩身機は主にエステサロンや医療機関で使われており出力数が大きいため、1~2週間に1回のペースで施術する場合が多いです。一方で、家庭用痩身機は業務用痩身機より出力数が抑えられているため、1週間に2~3回程度使えるものもあります。
痩身機を使用しすぎると肌に負担がかかるため、適度な使用頻度が求められます。
安全性
出力数が大きい業務用痩身機は、痛みやピリピリとした感覚が伴うことがあり、使用方法を誤ると火傷やケガを招く恐れがあります。対して家庭用痩身機は、出力数が抑えられ、安全性重視で設計されているものが多いです。
いずれの場合でも、使用前に取扱説明書に目を通し、慎重に使うことが重要です。
操作
業務用痩身機と家庭用痩身機では、操作のしやすさにも違いが見受けられます。業務用痩身機は、美容施術に関する知識や経験が備わった技術者が使うことを想定して作られているものが大半です。
また、キャビテーションとラジオ波・EMSとハイパーナイフなど、複数機能が備わった機器も存在します。
操作ボタンが多数あったり、説明書の内容が難しかったりと、初心者にとっては扱いづらいかもしれません。
一方で家庭用痩身機は、作りがシンプルで分かりやすいものが多いです。
通販サイトや家電量販店で販売されているため、身近に使用している人を見つけやすく、不明点があっても解決しやすいでしょう。
コスト
業務用痩身機の費用相場は、5万円~数百万円以上と高価です。
対して家庭用痩身機は、5千円~10万円以内とお手頃価格で買えるものもあります。
▶参考記事:エステサロンが痩身機器をレンタルするメリット・デメリット
形状・重量
業務用痩身機は出力数が大きく、備わる機能も多いため、サイズが大きくなる傾向があります。重量もあるため、収納や持ち運びが難しいです。
一方で家庭用痩身機は、コンパクトかつ軽量で、旅行先やお風呂場などでも使いやすいのがポイントです。
例えば業務用EMSは、マシンが電源に繋がっており、マシンから伸びるコードの先にパッドがついています。
使用する部位にパッドを貼ることで施術が可能です。
対して家庭用EMSは、手で持って肌に当てるハンディタイプや、直接体に身につけるベルトタイプやスーツタイプなどもあります。
株式会社NBS
MetaLT
165,000円(税込)
ショッピングローン利用で月々6,800円から購入可能
MetaLTは業界初のサーマルフラクショナルを搭載した、プロ仕様の家庭用全身美容器です。
業務用機器と同様の出力にもかかわらず、エステサロンに通うよりもコスパよく、頭皮から足裏まで全身をお手入れできます。
また、ショッピングローンをご利用いただければ、毎月6,800円の24回払い・手数料無料でご購入が可能です!
『MetaLT』は“美肌+小顔+エイジングケア”のすべてにアプローチできます!
業務用痩身機の選び方
最後に、業務用痩身機を購入する際の選び方のポイントを見ていきましょう。
機能性
まずは、業務用痩身機を買う目的を整理しましょう。買った後に後悔しないように、求める効果や使用したい部位などに合わせて、適した機器を購入することが重要です。
コスト
業務用痩身機は高い買い物です。最近では初期費用を抑えるための、レンタルサービスやリース契約もあります。
また、痩身機を手に入れた後も光熱費や修理費・点検費などのランニングコストがかかります。
トータルコストを計算して、最も効率的で実用的なものを選びましょう。
使い勝手
痩身機が使いづらく、上手に活用できなかったら導入の意味がありません。購入前には実際に機器を手に取って体験してみるのがおすすめです。
サポート体制
業務用痩身機は、購入先のサポート体制が重要です。故障した場合の保証や操作方法のレクチャーなど、アフターフォローの有無を確認し、内容が充実しているものを選びましょう。
ここまでは業務痩身機の選び方について解説してきましたが、実際に自社への導入を検討する際には、業務痩身機の種類とそれぞれの機器で具体的にどんなことが出来るのか、といった特徴について抑えておく必要があります。
そうした各種業務用痩身機の細部まで理解をしたうえでしっかりと目的や用途に合った業務用痩身機を選びましょう。
詳しくは、以下の記事でも解説しておりますので是非参考にしてみてください。
▶参考記事:業務用痩身機の種類ごとの特徴と選び方で重視するポイント
両者の違いを抑えよう
いかがでしたでしょうか。
今回は、業務用痩身機の効果や種類・選び方・家庭用痩身機との違いなどを解説しました。
業務用痩身機はコストがかかる一方、出力数が大きいため効果を実感しやすいです。
家庭用痩身機との違いを抑えた上で、適切な機器を選びましょう。
当サイトでは、おすすめの業務用痩身機をランキング形式で紹介しております。
また、業務用痩身機にまつわるお役立ちのコラム記事なども多数掲載していますので、業務用痩身機の導入をご検討中の方は是非その他のコンテンツもご覧ください。
おすすめの業務用痩身機器の情報や最新トレンドは、「業務用痩身機器トレンド発信サイト」をチェック!
業務用痩身機器のランキングTop5を紹介
サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!
1位
シークレットメス
ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン
シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。
2位
フォースカッター
施術経験の少ないスタッフでも施術が可能
フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。
3位
セルライトゼロ
シンプルで操作しやすい画面設計
セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。