コラム

痩身エステの施術が痛いと感じる原因は?痛みの原因と和らげる方法

理想のボディラインを叶える痩身施術は、クリニックやエステサロンなどの専門店で受けられます。

なかでもエステサロンが提供する痩身エステは、一人ひとりのお悩みや状況に合わせながら行うため、オーダーメイドの施術スタイルが特徴です。

この記事では、痩身エステの特徴と痛みを感じるケース、痛みを感じないためのポイントをまとめました。痛みが不安でも痩身エステに挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

痩身エステとは


痩身エステとは、プロのエステティシャンが専用のマシンやハンドマッサージを用いて痩身やリラクゼーションの施術を提供するサービスです。

施術には専用のマシンが使われ、EMSやキャビテーション、ラジオ波などが代表的です。ハンドマッサージだけでは難しいセルライトの減少、代謝促進などを目指して施術を行います。

痩身エステはサイズダウンや脂肪燃焼を目的とした施術が中心のため、ダイエットが失敗したり、ダイエットをしても細くならなかったりしたケースにも対応しています。一人ひとりの方が理想とする体型をヒアリングし、サイズをチェックしながら施術を重ねていきます。

クリニックでの施術のように、1度で大幅なサイズダウンを叶えるというものではありませんが、プロのエステティシャンにケアを任せることで、効率的に理想の体型に近づけられる点が特徴です。

痩身エステで痛みを感じるのはなぜ?


痩身エステでは、クリニックで行われるような医療行為は行いません。非侵襲的な施術が基本のため、激しい痛みを感じる心配はありませんが、それでも施術中に痛みを感じる場合があります。

施術中に痛みが生じる主な要因には、以下のようなものがあります。

ここからは、痩身エステで痛みを感じる理由をみていきましょう。

体調が良くないため


痛みの主な原因として挙げられるのが体調不良です。睡眠不足・疲労・冷え性・月経前後の不調がある状態で施術を受けると、普段気にならない刺激にも反応して、痛みを感じやすくなる傾向があります。

痛みの程度や部位には個人差がありますが、筋肉が緊張していたりむくみがひどい部位は、特に圧力や筋肉のこわばりによる痛みが発生しやすいといえるでしょう。

施術前に万が一体調がすぐれなければ、エステティシャンやスタッフと相談のうえ、施術を受けてよい状態かどうかを、スタッフに相談のうえ確認しましょう。

老廃物が多いため


老廃物とは、体内でさまざまな物質を代謝した際に残った代謝産物や毒素です。

これらが体内に留まり、リンパや脂肪組織に蓄積されると循環が滞ってしまうため、マッサージなどの外部からの力によって痛みが生じやすくなるのです。リンパ節の近くやセルライトが多い部位は特に痛みやすい傾向があります。

ケガや皮膚トラブルのような組織のダメージがなくても施術によって痛みを感じるときは、その部位に老廃物が蓄積している可能性があります

痩身マシンの出力が高いため


キャビテーションやラジオ波、EMSなどは、出力設定によって効果や刺激の強さが変わります。マシンの出力が高すぎると、皮膚や脂肪などの組織が強い刺激を受け取ってしまい、痛みや赤みが出やすくなるため注意が必要です。

エステ用の痩身マシンは、手術のように1回だけで高い効果を出すものではありません。高出力にしても結果が大きく変わることはなく、かえって筋肉痛や皮膚へのダメージに繋がることがあります。

エステティシャンの力が強すぎるため


ハンドマッサージは、エステティシャンの技術力によって効果の出方や体感が変わります。

リンパドレナージュやセルライトケアはしっかりと圧をかけなければなりませんが、圧をかけた結果痛みを感じるケースもあるため、あらかじめ利用者のコンディションや痛みへの耐性などをよく確認しなければなりません。

痛いと知覚すると筋肉が緊張し、血液やリンパの流れがかえって悪くなるおそれもあるため、エステティシャンには適度な力加減が求められます。

効果を重視しすぎるため


エステでの結果を重視するあまり、無理に強い刺激を求めたり、高出力のマシンを選んだりすると、特定の部位に負荷がかかり痛みや炎症を起こすことがあります。「効果を早く実感したい」という思いから、身体の限界を超えてしまうケースです。

効果を重視して負荷をかけても、無理な刺激は筋肉の緊張やストレスを引き起こす原因にもなります。痩身は無理のないレベルで継続することがポイントです。痛いときには痛みを我慢せず、身体に合う出力や頻度で施術を進めることが大切です。

痩身エステで痛みを感じやすい施術は?


痩身エステで痛みを感じやすい施術に、「セルライトつぶし」「リンパマッサージ」「脂肪冷却」が挙げられます。それぞれどのような痛みや特徴があるのでしょうか。

セルライトつぶし


セルライトつぶしは、皮膚の表面に浮き出る凹凸(おうとつ)を揉みほぐし、脂肪と老廃物が絡み合ったセルライトを分解する施術です。

セルライトは老廃物と脂肪が結合したもので、揉みほぐしによってケアすることができます。しかし初回から数回までの施術や、セルライトの量が多い人ほど痛みが現れやすいため、事前によく相談することが大切です。

リンパマッサージ


リンパマッサージは、体内を巡るリンパ液の流れを促して、老廃物を排出させる施術です。痩身エステでは定番のメニューで、セルライトつぶしと同様に、力加減によっては痛みがみられます。

リンパ液が滞っている部位は圧力をかけると反応し、鈍い痛みが現れます。冷え性やむくみがある方は特に痛みを感じることがあるため、部位ごとに強さの調整が必要です。

脂肪冷却


脂肪冷却は、脂肪が気になる部位を冷却することで細胞のアポトーシス(自然死)を促し、体外に排出させる方法です。

冷却のため強い痛みではありませんが、吸引で脂肪を引き上げたときに圧迫感を感じたり、冷却後にマッサージを行うことで刺激を感じたりするケースがあります。冷却によって感覚は鈍化しますが、感覚が元に戻ってくると違和感や内出血が現れる場合もあります。

痩身エステで痛みを感じたときにできること


痩身エステで痛みを感じたときは、患部を安静にして次のポイントを意識しましょう。

患部を冷やす


痛みや熱感のある部位には、軽く冷やす処置が有効です。なお、長時間冷やしたり直接氷を当てたりするのは避けましょう。

身体を温める


痛みのある部位は冷却しつつ、身体全体が冷えないよう注意が必要です。循環や代謝が滞らないように、上着を着たり暖かい部屋で安静に過ごしたりして、身体全体を温めるようにします。

痩身マシンの出力を下げてもらう


痛みがあるときは、痩身マシンの出力が合っていない可能性があります。出力を1段階下げて様子を見ることで、痛みの軽減が期待できます。

痩身エステでの痛みを感じないようにするコツ


次に、痩身エステで痛みを感じないようためのコツをみていきましょう。

コツ①体験コースを試す


まずは体験コースで施術内容や刺激の強さを確認し、自身に合うかを判断しましょう。メニューの特徴を知っているだけでも恐怖心が取れ、痛みへの感受性も確認できるでしょう。

コツ②痛みを感じにくい施術を選ぶ


マシンの種類や施術内容を比較して、痛みを感じにくい施術を選ぶこともできます。刺激の程度や感じ方には個人差があるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

キャビテーション


キャビテーションは、超音波を脂肪細胞に照射して脂肪の分解を促す痩身方法です。メスを使わないため脂肪吸引ほどの痛みやダウンタイムがなく、脂肪の量を減らせる施術です。

超音波が脂肪細胞を震わせて細胞を破壊するため、肌に照射しても強い刺激がなく、リラックスしながらケアを進められます。

ラジオ波


ラジオ波(RF)は、体内の水分や脂肪細胞に高周波のエネルギーを照射し、熱を発生させて脂肪の燃焼や血行促進を図る施術です。

施術中は岩盤浴のような温かさが広がり、強い痛みを感じることはほとんどありません。

ハイパーナイフ


ハイパーナイフは、高周波の熱エネルギーを脂肪細胞に照射しながら、筋肉やリンパに働きかけながら痩身効果を引き出す施術です。

温熱による心地よさがあり、さらにマッサージ効果も得られるため、痛みを感じにくく、癒し効果も期待できる施術です。脂肪が多い部分でも無理な力や刺激を与えずにアプローチできます。

コツ③技術力の高いエステを選ぶ


プロのエステティシャンはマシンや施術の特徴・流れを把握し、一人ひとりの身体に合わせた調整や施術リズムをとることができるため、痛みを最小限に抑えられます。

一方、スタッフへの教育指導が十分ではなく、経験の浅いスタッフが難易度の高い施術を担当するようなエステでは、力加減やマシン操作が不適切になってしまうケースがあります。痛みを避けるためには、施術者の技術力も重要です。

コツ④体調が良いときに施術を受ける


施術は、体調が良いときに受けるのが理想的です。

体が冷えている・疲労が溜まっている・筋肉痛や皮膚のトラブルがあるようなケースでは、皮膚や神経などの組織が敏感になっていて刺激に反応してしまう可能性があります。

体調が整っているときは循環や代謝が良く、身体のこわばりが取れて痛みを感じにくく、リラックスして施術が受けられます。体調を整えて臨むことで、より快適なエステ体験が得られます。

痩身エステには施術ごとの違いや特徴がある


今回は、痩身エステで痛みを感じやすい理由と対処法、快適に施術を受けるためのポイントを解説しました。

痩身エステの施術は、内容によっては痛いと感じることがありますが、必ず痛みをともなうものではありません。体調を整え、事前に施術の内容や特徴をチェックしたうえで、エステティシャンが出力や力加減を調整することで、心地よい施術が受けられます。

機器によって、痛みの内容や程度にも違いがあります。快適に施術を受けるためには、機器ごとの痛みの原因や対策もあらかじめ確認しておくことが大切です。

業務用痩身機器トレンド発信サイト
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セルフエステの開業を考えている方は、ぜひ当サイトを活用して情報収集に役立ててください。

業務用痩身機器のランキングTop5を紹介

サロンの開業にあたりおすすめの業務用痩身機器をランキング形式でご紹介しています!

1

シークレットメス

ボディもフェイスもこれ一台で完結!1台13役の最先端マシン

シークレットメスは、株式会社NBSが販売している業務用痩身機器です。 ラジオ波・キャビテーション・吸引・EMS・エレクトロポレーション・LED・サーマルフラクショナルの7つの機能と13の役割が1台に集約されています。 サロンの現場を経験したスタッフが設計していることで、扱いやすいよう工夫されています。

シークレットメスの写真

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フォースカッター

施術経験の少ないスタッフでも施術が可能

フォースカッターは、株式会社プロラボソリューションが販売している業務用痩身機器です。 ダブルラジオ波・吸引+EMS・ポレーション・LED の4つの機能が1台に搭載されています。 痩身とフェイシャル両方に対応でき、サロンオーナーの声を反映させた扱いやすい設計が特徴です。

フォースカッターの写真

3

セルライトゼロ

シンプルで操作しやすい画面設計

セルライトゼロは、ワールドジャパン株式会社が販売している業務用痩身機器です。 LED・ラジオ波・キャビテーション・スリムレーザーの4つを同時に出力するキャビラジと、皮下脂肪を効果的に温めながらマッサージするサイクロンラジという最先端技術が使われています。 痩身の施術を行う際、肌に直接当てて使うハンドピースが独自開発されており、シンプルで操作しやすい画面設計が行なわれています。

セルライトゼロの写真

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